El Tast
昨日は、美味しいビールとソーセージと 、あとフレンドリーなスタッフのお陰で元気になって、「あー、いい日だった」と思える日だった。
行ったのは“El Tast – CHARCUTERIE ET CAVE A BUERE”というお店で、
CHARCUTERIE というのは「デリ」とか「肉の加工品(ハムとかソーセージとか)」で “CAVE A BUERE” というのは「ビールセラー」という意味だけど、もし意味が分からなくても、店を外から見れば何の店かは多分分かる。
最近、実はパリにちょっと退屈気味で、あまり出掛ける気にならない日々が続いていた。
その理由は二つ。
フランスの地下鉄が怖くて乗りたくないのと、時々感じるフランス人の外国人に対する差別的な態度。
地下鉄に関しては、以前ティーンエイジャーの女の子たちからの強盗未遂事件があってからは、昼間は歩くようにしている。それにサマータイムだから夜9時まで昼間みたいだし。
フランス人の差別的な態度、というのは信じられないかもしれないけど本当にある。
すべての人がそうではないし、優しくて助けてくれる人もいるけど、でも時々染み付いたような差別概念を持っている人がいる。
実はこの間、レストランに入ろうとしたら、さっきまで英語で対応していたはずのウェイターがフランス語でずっと聞き返してきて、わざと私の言う事を聞こえない振りをし続けたという、間接的に拒絶されたのにはちょっと傷ついた。
気分的に出掛けたくない、とまで思わせるのだから、この二つの事件は私にとって割と深刻な問題だった(いちいち気にしてたらキリがないということは分かっていたけど)。
とにかく、その嫌なウェイターのせいでちょっとレストラン恐怖症になったけど、昨日行ったレストランでは全くそんなことはなく、しかも家から近いかったので地下鉄のことを心配する必要もなかった。
店にはとにかくビールが沢山あって、ビールを頼みたいと言うと店のスタッフが棚の前に連れて行ってくれ、「どんなの飲みたい?」など聞きながら「あれはね、これはね」と細かく説明してくれた。うん、優しい!
実はビールよりもワインの方が好きなんだけど、こんなビールがあったら飲まない訳には…
それ以外には、ソーセージとハムを4種類載せたプレートとポテトのオムレツのようなものを頼んだら、やっぱりパリだから、必ずバゲットがつく。デカっ
ハムとソーセージがとにかくサイコー!できるものなら日本に家に持って帰りたい…
ビールは甘くて香りがするような(知識がないので、なんとも言えないけど)オーガニックもの。とにかく超おいしいビールだった。
ここは隠れ家的な場所で、ムーランルージュとかサクレクールからちょっと離れた場所にあるので、普通の観光でパリに来た場合はちょっと行きづらい場所だけど、おいしいビールとハムが食べたいと思ったらココ!
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