HOTEL ANTEROOM KYOTO
人は時に休息が必要で
人は時に一人になって客観的に自分を見つめ、
人は時に日常を忘れてどこかに行く必要がある。
そしてもしそれをしなかったら、きっと人はおかしくなってしまうのだと思う。だから人は旅をする。旅をすると本当に幸せになってリラックスできるのだから。
旅が大好きで、本当に旅をしたかったのだけど、一年中旅をし続けるのも不可能な話。でもついに再始動!
日本に帰ってきてからは、ヨーロッパのアート、ファッション、カルチャー、建物などがすばらしすぎた為に日本のものが霞んで見え、とにかく何も書く気が起きなかった。帰ってきてから投稿した記事は東京にあるノルウェー生まれのカフェという、ヨーロッパかぶれが止まらないものだったと思う。
でもついに、日本でとても魅力的なものに出会った。
HOTEL ANTEROOM KYOTO(ホテルアンテルームキョウト)は京都にあるユニークなホテルだ。ホテルなだけでなくアートギャラリーでもあり、そしてアパートでもある。九条駅から徒歩10分程、見たところ住宅街。ホテルがあるとは到底想像出来ないような場所にある。それもそのはず、このホテル寮だった建物をリノベーションして2011年にオープンしたそう。そしてコンセプトは“京都に集まるアート&カルチャーを発信する”ということ。
部屋はそんなに広くはないけど一人旅にはちょうど良い広さ。居心地が良い上に隅々までデザイン性にこだわっている。そして不思議なことに“家にいるような”感覚に陥る。
アートギャラリーでは円と直線で構成されたデザインを展開する高橋理子さんのエキシビジョンが展開。
朝食は、ただただ“素晴らしい”の一言。(事前予約が必要)
夜はバーでリラックス。
あー、住みたい!
今回は1泊で12,000円。ただwebsiteによると6000円から、とあるので安いシーズンもあるのかな。
お手頃価格とは言えないかもしれないが、すべてに満足。しっかり休息をし、日常を忘れ、自分を見つめ直すことができた。
とにかく、この滞在を通してもっと日本の素晴らしいものをもっと書きたくなった。もっともっと素晴らしいものがあるはず。
ちなみに、アパートとして借りると(家具なしの場合)77,000円。安い!
京都に滞在する時は申し込むしかないかな…